国道２１８号北方延岡道路が４月２９日に全線開通することが決まりました。整備中だった蔵田～北方間（４・６キロ）が開通するためで、当初予定（平成２７年度末）より１年近く前倒しされました。国土交通省延岡河川工事事務所によると、今回の開通で延岡～高千穂間の所要時間は４６分となり、現行より約５分、未整備時と比べると約２２分の短縮となるそうです。
北方延岡道路は、無料で乗り降りできる延長約１３・１キロの自動車専用道路です。平成１８年２月に舞野～延岡間２・１キロ、同２０年４月に北方～舞野間６・４キロが開通してました。
今回開通する蔵田～北方間は、延岡市北方町蔵田の天馬大橋東側（よっちみろ屋の東側）から同町南久保山の北方ＩＣまでの約４・６キロです。２車線で設計速度は８０キロ。開通により、冠水などの災害・事故に伴う通行止めのリスクが軽減され、第三次救急医療施設である県立延岡病院に１時間で到達できる人口が１万４千人増えるなど、“命の道”としての役割向上が図られます。
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